外貨建取引とは 簿記論
こんばんは、たつです。
今回は簿記論の重要論点である
外貨建取引について見ていきたいと思います。
外貨建取引というのは、
売買価額その他取引価額が外国通貨で表示されている取引をいいます。
このようなときは、円換算をして会計処理を行うわけでありますが、
円換算にあたり、どの時点の為替レートを用いるのかが
問題になります。
原則として、外貨建取引は、取引発生時の為替相場によって行います。
そしてその取引を行うことによって生じた損益は
為替差損益として処理されます。
この際注意しなければいけないのは、
前渡金と前受金は外貨建金銭債権債務ではないということです。
この換算によって生じた額を当期の為替差損益とします。
これが、外貨建取引の流れです。
意外にシンプルですね。
それではまた。