詩歌川百景
こんばんは、たつです。
今回はマンガの話題です。
今日読んだのは、
吉田秋生さんの詩歌川百景という作品。
最近連載が始まったみたいで、
一昨日くらいに第一巻が発売されました。
この作品は海街diaryの登場人物のすずの弟が主人公という設定で、
海街diaryを読んでる人はより楽しめるんじゃないかなと思います。
もちろん、読んでなくても大丈夫です。
海街diaryは鎌倉を舞台にした作品で
映画化もされましたね。
ちなみにですが、
意外に知られてないみたいで、
海街diaryの番外編のラヴァーズ・キスというのもあります。
良かったらチェックするといいかも。
さて、この詩歌川百景ですが、
やはり、いいなと思ったのは
登場人物のセリフでしょうか。
吉田秋生さんの作品の特徴とも言えると思いますが、
セリフの言葉の1つ1つに
ああ、こんな言い回しがあるのか、というか
よくこんなセリフが書けるなというものが多いです。
思わず、読んだ後にいくつかのセリフは
メモっちゃいましたね。笑
マンガでも小説でも映画でもそうですが、自分の中に新しい
ボキャブラリーが増えるような感覚があると
読んで良かったなというか、いい作品に出会えて良かったな
という風に思います。
詩歌川百景は僕にとってそんな作品になりました。
今回もそういう風に感じるセリフが多かったなと。
個人的には主人公の友人が言うセリフで
彼らが生活する田舎について話す場面があるのですが、
そこのセリフが良かったです。
この主人公の友人は頭が良くて、
言っていることは手厳しく、少し毒舌だなというところですが
その中にも知性が内包されていて、話を聞いている人が引き込まれる。
そんな感じで話すキャラなんですね。
普通に生きてたらあまりお目にかかれないなっていうタイプの人です。
なんというか、こいつ、現実にいて欲しいなって思うキャラが
海街diaryにしろ、この詩歌川百景にしろ多いなと思います。
まあセリフを引用するのは野暮なので
良かったら読んでみてください。
それではまた。