たつの部屋

USCPAの勉強を始めました。それ以外のことも書いていきます。

税効果会計 将来減算一時差異 将来加算一時差異

こんばんは、たつです!

今回は税効果会計についてやっていきます。

 

税効果会計というのは、一時差異に起因する将来における

法人税の増減効果を当期の決算に反映しようという会計手続です。

 

その中で将来減算一時差異と将来加算一時差異について見ていきます。

 

 

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まず将来減算一時差異については

将来の法人税の減少効果を当期において認識し、

繰延税金資産

という勘定を使って処理します。

 

この繰延税金資産については将来減算一時差異に

法定実効税率を乗じて算出します。

 

仕訳としては

繰延税金資産 ×× / 法人税等調整額 ××

 

という感じですね。

 

 

そして将来加算一時差異については

将来の法人税の増加効果を当期において認識し、

繰延税金負債

という勘定を使って処理します。

 

この繰延税金負債についても

将来加算一時差異に

法定実効税率を乗じて算出します。

 

仕訳は

法人税等調整額 ×× / 繰延税金負債×× という

感じですね。

 

 

それではまた。