法人税法 「別段の定め」の分類
こんにちは、たつです!
今回は備忘録的に別段の定めに関して
永久差異と一時差異についてまとめていきたいと思います。
まず、一時差異ですが、
これには、会計上の選択肢を
税法上限定するためのもの(課税の公平)
があり、
これには
・減価償却の損金算入限度額
・引当金の損金算入限度額
・貸倒損失の損金算入要件
・評価損の損金算入要件
・収益の認識基準
・債務確定要件
などがあります。
また、税法独自の規定(政策的配慮)としては
・圧縮記帳
・準備金の損金算入限度額
・グループ法人税制
などがあります。
そして永久差異は、
税法独自の規定(政策的配慮)では
・交際費の損金不算入限度額
・寄付金の損金算入限度額
・役員給与(賞与)
・グループ法人税制
などがあり、二重課税の排除/軽減(政策的配慮)
では
・受取配当金の益金不算入(国内)
・外国子会社からの配当金の益金不算入
・外国税額控除
などがあります。
覚えておきましょう!
それではまた。